ボクの足はもう糸がほつれてしまった。

こんな埃くさくて糸もほつれたボクなんて、もう誰も連れて行ってくれない。
もしかしたら、このままボロボロになって、お店にも置いてもらえなくなったら、そのまま捨てられてしまうのかも知れない。
ボクは、なんのために・・・。
そうあきらめかけていた。

2016年6月27日、棚の中に座って、いつもと同じように訪れる人を見ていた。
誰にも手に取ってもらえなくて、とても寂しくて悲しいけれど、精一杯の笑顔で。
こんなボクを手に取ってくれた人がいた。
でも、すぐに棚に戻された。やっぱり・・・ボクなんて・・・。
しばらくするとまた同じ人がボクを手にして、結局そのままレジまで行き、ボクはついに、とても長いことお世話になったこのテディランドを離れることになった。
今日が、ボクの誕生日。
ローテンブルクをしばらく見て回り、テディランドの近くの教会を見たりした。
ニュルンベルクに宿泊していたみたいで、テディランドのあるローテンブルクから電車でニュルンベルクに向かい、ホテルに泊まる。

そしてミュンヘンにも寄った。

ボクは、これからどんなところへ行くのだろう。



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